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台風の進路と雨量

台風による雨は、台風中心の降雨、地形性降雨、前線による雨、らせん状に台風を取り囲む降雨帯による雨などがある。
 
台風の中心からおよそ200~300kmの範囲で強く降る雨は最大風速が強まると、それだけ中心付近の上昇気流が強まり、その結果、強く雨が降る。
地形の起状によって空気が強制的に上昇させられるために、山の風上側に降る雨のことを地形性降雨と言う。風速が強いほど、また地形の傾きが急なほど強い雨となる。
 
台風の進賂が似ていると、台風中心の降雨と地形性降雨は、同じような雨量分布になることが多い。