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月別による台風の進路の違い

月別による台風の進路台風は、春先は低緯度で発生し、そのまま西に進んでフィリピン方面に向かうが、夏になるにつれ、発生する緯度が高くなり、向きを変えて日本方面へ向かうものも多くなる。秋が深まるにつれ台風は、再び低緯度で発生するようになり、ほとんどが西へ進んでフィリピン方面へ向かうが、一部は日本の南海上を北東へ進むようになる。
 
経路の変化は太平洋高気圧の位置や強さ、張り出し方、偏西風の位置などによる。
 
台風が進行方向を変えることが転向で、その場所を転向点と言う。普通、西のほうへ進んでいた台風が、北から北東のほうへ向きを変えた場所を指す。