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橋の上にいる時

地震 橋の上にいる時橋や歩道橋は、関東大震災級の揺れでも壊れないと言われてきました。しかし、阪神・淡路大震災で多くの橋や歩道橋が壊れました。
また、平成10年3月、東京都と国土交通省の調査で阪神・淡路大震災級の直下型地震では、都内を流れる主だった川である荒川、江戸川、中川、隅田川、多摩川にかかる61の橋の内9割にあたる54の橋が何らかの補強工事をしなければ危険であると判断されました。

その点から、橋の上で地震になったら、直ちに橋から離れることが大切です。まともに歩けないくらいの揺れでは、橋の欄干や縁につかまるかしゃがみこんで揺れが収まるのを待ち、どちらの方向が安全かを判断し、火災などのない方へ速やかに逃げ出すことです。とにかく長居は避けるようにしましょう。

また、橋から河原や川に飛び降りるは極力避けましょう。足をくじいたり骨折して動けなくなったり、川の土手が崩れて生き埋めになる恐れがあるからです。