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台風の呼び方

台風災害熱帯地方で発生する低気圧のうち、東経180度以西の北太平洋および南シナ海で、最大風速が毎秒17.2m(風力8)以上になったものを台風と言う。
 
台風ということばは、第4代中央気象台長の岡田武松が、英語のタイフーン(typhoon)の訳語として、「発達した熱制氏気圧」の意味で使い始めたと言う。
  
そのときから100年もたっていない、新しいことばである。それ以前は、単に「暴風」などと呼ばれていた。台風が現在と同じ定義で使われるようになったのは、1951年ごろからである。
 
台風は、台風番号で呼ばれている。気象庁では、特に大きな災害があった場合などには、「伊勢湾台風」などのように特別の名前を付けている。アメリカでは、台風に人名を付けており、日本でも1999年までは英語名を付けていたが、2000年1月1日からアジア名を用いている。