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地すべり災害の前触れ

地すべりの防災対策地すべりが発生する前触れとして、地表面が亀裂、陥没、隆起といった変形を起こす。またそれ以外では、構造物が破損し樹木が倒れ、地下水が変動してしまうのだが、この地下水の増加に関しては特に注意が必要である。大雨や雪によって地下水が増加してしまうと、粘着土層の粘土の力を弱めてしまうからだ。そして隙間にある水圧が大きくなることによって滑る面が壊れてしまうのである。
 
ただ、地滑りと、降雨量・降雨時間との因果関係は、はっきりとしていない。だが雨の量が多く降った場合や、地震が起きたとき、自然の状態を見て、何となく変だと感じたら、地すべりを予想して早めに避難所へ逃げたほうがよい。