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津波の高さ

津波の特性 津波の高さ津波が海岸を襲ったときの高さとして気象庁から最初に発表されるのは、海岸に設けてある検潮所で測った潮位の変化である。潮位の記録の山と谷の差を半分にしたものが津波の高さとなる。
  
津波の高さは海岸の地形に著しく左右される。三陸海岸のように、湾の奥へ行くほど急に狭くなるリアス式の湾では、高さ20~30mになるなど高くなる場所がある。
  
また、1983年5月の日本海中部地震では、なだらかな遠浅の浜にも、場所によっては6~7mの大津波が押し寄せた。したがって、ここなら大丈夫という場所はない。