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住まいの防災対策

防災対策 住まい1981年に建築基準法施行令が改正されたため、それ以降に建てられた建造物の耐久性は高くなっている。もしこれから家を建てるなら、地震の揺れに合わせてクッションのように揺れを吸収する「軽量鉄骨工法」か、壁で支える造りのプレハブシステムを選ぶといい。工法でいうとツーバイフォー、木質パネル接着工法、コンクリート・ユニットがよいとされている。
  
阪神・淡路大震災の例では、震度7という大規模の地震であったにもかかわらず、それでも壊れずに済んだ家はこれらの工法で建てられたものが多かったのである。
 
家の内装をすることによって強度を高めるのも、地震災害に対する防災一つの方法である。
 
今から家の建て直しが無理でも、内装でカバーできることはしておきたいものだ。内装といえば、まず柱、次に土台と家全体を金具で補強することである。柱の補強はリフォームを頼むか、ベニヤ板を釘で打ち付けてクロス等を張りつける方法等がある。
 
そして部屋の中の家具の対処として、
・家具を少なくする
・天井につくまでの高さで固定する
・もしくは低めの家具にする
・収納家具にする

などが考えられるが、これは家具を壁や天井に固定することで柱の一つと考えるわけである。そうすれば柱がもうひと回り太くなることになり、地震に対する揺れの際に倒れてくる心配が少しでも減少される。
 
さらに2階以上にはできるだけ重いものを置くことは避け、1階に置くようにする、ガラスには防災用フィルムを貼る、寝る場所の近くには倒れてきそうなものは避ける、そして枕の上には靴 (できればガラスなどを踏んでも大丈夫なもの) と手袋 (軍手) といった、いわゆる防災グッズを常時置いておくことである。



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