防災対策ガイド

防災対策ガイド TOP > 地震の規模 > 地震の本震・前震・余震

地震の本震・前震・余震

震源の浅い地震は、ほとんど同じ場所でたて続けに起きることがある。この一連の地震の中でいちばん大きい地震を本震、本震の前に起きた地震を前震、本震のあとの地震を余震と言う。

大きな地震が起きると、余震はほとんどの場合に観測されている。大地震のときは、余震といえども最大のものはかなり規模が大きく、建物などがすでに本震で一度打撃を受けて壊れやすくなっているので、十分な警戒が必要になる。余震の中でも最も大きい最大余震の規模は、本震のマグニチュードより1前後小さい場合が多い。したがって、例えばマグニチュード8の巨大地震の場合は、最大余震もマグニチュード7ぐらいが予想されるので、余震といえども大地震である。

それでは、大地震のときに最大余震はいつ起きるのだろうか。関東大震災の最大余震は丸1日後であった。大体丸1日ぐらいあとに最大余震が起きることが多いが、通常1か月ぐらいは注意を要する。