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断層のずれ

地震は、地下の岩盤が壊れて断層が出来る際に地面が揺れる現象である。断層は、岩盤のずれ方によって、何とおりかに分類されている。

地震災害 断層上下方向にずれる場合を縦ずれと言い、水平方向の場合を横ずれと言う。ずれた面に向かって立って、向こう側が左にずれている場合を左横ずれ、右にずれている場合を右横ずれと言って区別している。実際の断層は、縦ずれと横ずれが組み合わさっている。

縦ずれ断層は、逆断層と正断層に分かれる。隆起した側の地盤が他の一方にのし上がるような場合が逆断層で、これは押す力の強いところで出来る。反対に、片方がずり落ちるような場合が正断層で、これは引っ張りの力の強い場所に出来る。

地震がなぜ、どのようにして、起きたかかを知るためには、断層の出来方を調べることが大きな手がかりになる。