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表層雪崩

表層雪崩は、気温が低いとき、古い積雪の上に数十センチメートルの大雪が降ったときに、新雪が滑り落ちる。雪崩は巨大な雪煙を伴い、高速で長距離を走る。
 
前面の速度は毎秒20~80mで爆風を伴う。その衝撃圧力は135t/m2にも達した例があり、鉄筋コンクリートの建物を破壊するほどである。
 
雪崩の死者の9割は表層雪崩による。昼夜を間わず、いつでも、どこでも発生するので、真冬に大雪が降ったときには警戒を要する。