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台風の一生は、発生期、発達期、最盛期、衰弱期の4つに分けられる。発達期では、中心気圧は急激に低くなり、中心付近の最大風速も急速に強まる。最盛期を過ぎると、中心付近の最大風速は徐々に弱まるが、暴風の範囲はかえって広がる。
衰弱期では、中心気圧が高くなり、中心付近の最大風速が弱まるのが普通であるが、温帯低気圧に変わっても、中には、寒気の影響を受けて再び発達するものがある。
日本へ接近する台風は、主に最盛期と衰弱期のものである。