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オフィスビルにいる時

地震 オフィスビルにいる時オフィスビルにいるときに地震にあったなら、そのビルが超高層ビルかそうでないかによって、とるべき行動が違ってきます。また築年数によっても状況は変わってきます。

超高層ビルは、地震のショックをゆれで吸収する構造になっています。現在の耐震基準に基づく建物は、水平方向に大きく振れるとも言われています。ゆれたからと言って、パニックにならず、机の下ににもぐった際は、体が外に出ないように机の脚などをしっかりと握ります。

また窓から離れることも大切です。破片が周囲に飛び散るだけでなく、自分の体が窓から外に放り出されるしまう危険性もあります。

普通のビルの場合は、築年数をあらかじめ知っておくことが必要です。築25年以上の建物の場合、倒壊の危険があります。大きなゆれを感じたら、机の下にもぐるのではなく、ともかく建物の外に避難しましょう。

1979年の宮城県沖地震をきっかけに、建物の耐震基準が強化されたため、築年数25年未満の建物なら大きなゆれを感じたら、すぐに避難せず、机の下などにもぐり、落下物に注意してください。本や雑誌などで頭の保護をしてください。