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非常食

目 次
水かお湯を注ぐと出来上がるご飯
缶入りお粥
パンの缶詰
火も水も使わず出来る温かいご飯
その他の非常食
 
水かお湯を注ぐと出来上がるご飯

お米を特殊処理し、3年間保存できるのがアルファ米です。白飯と赤飯があり、お湯を注いで15分たつとできあがり。200グラム入りの袋は、ご飯の容器として使え、1袋で2人前あります。水でも0Kの製品や、缶入りの製品もあります。

お米は冷えると通常は味気なくなりますが、このアルファ米は長期保存が可能な上、お米のうまさが失われないのが特長です。

アルファ米 セット


缶入りお粥

被災時に何ともつらいのが体調をくずしたときです。もともといろいろな面で不自由な時に病気ではダブルパンチです。特に高齢者や幼児はつらいでしょう。

食欲がなくなると快復がますます遅れてしまいます。阪神・淡路大震災のときは弁当やおにぎりがたくさん差し入れされましたが、胃腸を悪くした人はのどを通らなかったといいます。

こんなときのために、缶入りのお粥が販売されています。病人やお年寄りに大変喜ばれます。「粥一番」という商品で、三年間の保存が効きます。梅入りのものは疲労回復にも役立ちます。

こまちがゆ


パンの缶詰

お粥の缶詰と並んでお勧めなのが、ふかふかですぐ食べられる「パンの缶詰」です。普段から朝食はパンでないといった方には、非常時だからといって普段の生活を変えるのはストレスのもとですし、ストレスは体を確実にむしばみます。パン党の方はこの製品を試してください。

生命のパン セット

火も水も使わず出来る温かいご飯

阪神・淡路大震災では弁当やおにぎりはたくさん支給され、余って困るほどでしたが、おなかが空いていても手を付けない人もいました。「冷たい弁当はもうたくさん、温かいご飯が食べたいという声があがったのです。災害時、温かいものはご馳走なのです。

こんなときに最適な食品として、各地自治体で備蓄もされているのが、「レスキューフーズ」です。発熱剤がセットになっており、簡単にその場でアツアツの食事ができあがります。カレーライス、牛丼などさまざまなバリエーションが用意されています。

常温で製造より3年6ヶ月保存でき、電子レンジや電気・ガスがいらないので、いつでもどこでも温められます。

レスキューフーズ


その他の非常食

▼ 缶入りドロップ
甘い物は疲れをとってくれますが、ドロップなど、いつでもどこでも手軽に食べられるものを手元に置いておくと疲労回復に便利です。普通の缶入りドロップでもいいのですが、サクマの「非常災害用ドロップス」は糖分・クエン酸・ビタミンCを含んでおり、備蓄に適しています。

▼ 野菜スープの缶詰
非常時はビタミン不足で病気になりやすいので普段にも増してビタミン類の補絡に気をつけてください。

▼ カップラーメン
カップラーメンは保存、取り扱いも容易で、さらにディスカウントストアなどでまとめ買いすれば大変安く手に入るのが長所です。お湯をわかさなければならないのが短所ですが、安売りのときに一箱買っておきましょう。

▼ ワイン、ウイスキーなど
アルコール度の高いお酒は、睡眠薬や傷口消毒になります。でも買い置きしておいたらいつの間にか飲んでしまったではダメです。

▼ 長期保存可能な真空パック商品
お勧めは「カニ雑炊」です。被災時こそ、なるべくならうまいものを食べたいではありませんか1お米の真空パックもあり、これも長持ちします。

▼ その他真空パック食品、5年も保存できる「非常ラーメン」、人気の「非常用水戻し餅」、日本人に欠かせない「非常用味噌汁缶詰」などがあります。

宇宙食 スペースアイスクリーム(非常保存食)